体力よりも経験
税理士を目指して税理士試験の勉強をしている方の、税理士になりたいという動機は様々でしょう。 税理士の業務内容は税に関するプロフェッショナルなので、国と納税者を繋ぐ税の橋渡し的な役割があります。 そして難しい税理士試験に合格して税理士になるということにはそれなりの魅力とメリットがあります。 資格が取れるのも魅力のひとつですが、その他にも色々と魅力があります。 税金というのはみんなの暮らしに直結している事なので、税金に興味が無いという人は少ないでしょう。 むしろ税金は関心のある事柄であるはずです。 誰でも買い物をする時に支払う消費税はしょうがないにしても、他の税金は出来るだけ安く抑えたいと考えます。 こういった税金についての関心が、常にニーズが一定な分野の独占業務を持っていることが税理士のメリットになります。 不景気で仕事の雇用の少なくなっているこの時代に、一定のニーズがあるということは大きなメリットかと思います。 そして税務のプロフェッショナルの独占業務で顧問先がいる限り、仕事も無くならないという点です。 また税理士には定年が無いので、仕事を続ける気さえあれば年齢を気にしないで働くことが出来るというのも魅力のひとつです。 実際に体力よりも経験が物をいう仕事なので、60歳以上のベテラン税理士も珍しくありません。 常にニーズがありいつまでも続けられるというのが税理士という仕事のメリットでしょう。 また税理士は男女の差がなく女性の開業率の高さもその魅力の一つと言って良いでしょう。 現在では全体の約3割が女性の税理士です。